2017年6月26日月曜日

斜め皿蒸し

 お皿の意外な使い方を探究。鍋の隅にお猪口を置いて、皿を斜めに設置しています。シュウマイも、レンジで温める代わりに、これで加熱できます。鍋の直径は18cm、皿の直径は16cmです。皿の中央で35度くらい傾けています。
(レシピサイトに応用レシピ「豚肉ともやしの斜め皿蒸し by クック5WA3FP」を投稿してます)



 使っているのは耐熱ガラスのふた付きの鍋なので、中の様子を見ることができて便利です。中では蓋で冷えた蒸気が湯の滴となって落ちたりしているので、具材には蒸気だけでなく、飛び散ったお湯の滴も当たっていると思います。せいろなどちゃんとした蒸し器で蒸した場合と比べると、お湯で濡れた感じがあります。

2017年6月21日水曜日

エクセル計算でカップの形状アレンジ

  電動ろくろでつくりたいカップの形を、事前にエクセルのグラフ機能を使って描画しながら熟考しています。焼成で縮むことを考慮した大きさや、ろくろで形をつくり始める前の土取りの時に掴むべき粘土の大きさが計算で大体分かります。マクロ機能で簡単な3次元の描画もできるようにしてみました。
 


陶芸場に出かける前に予備計算
目標サイズ
 上の図は、カップヌードルの容器を陶器で作るために計算した作図です。
カップヌードルの容器の大きさは、高さ105mm、上端の直径は96mm、下端の直径66mmですが、焼成で約15%縮むので、ろくろ成形では、高さ120mm、上端の直径105mm、下端の直径80mmを目標につくります。
土取り 
 本番の電動ろくろでは、最初に土を直径80mmの円筒にした後、さらに上の部分を円板状に土取りしていき、厚さ15mm、直径200mmの大きさを取ってから、広がった円板を立てるように変形させていきます。そして分厚いコップ状にできたら、そこから目標のサイズまで頑張って伸ばしていきます。サイズを測る目安とするために、あらかじめ自分の手の指や関節までのサイズを覚えておきます。
実践した結果
 目標のサイズに到達するためには、厚さを4.5mmくらいまで薄くする必要がありますが、今でもまだなかなか難しいです。結果としては、出来上がった陶器のカップは目標より若干小さかったのですが、リフィルタイプのカップヌードルが普通のカップヌードルよりやや小さめだったので、ちょうど入れることができました。
 

2017年6月19日月曜日

陶器カップヌードル

カップヌードルの容器の形と大きさを狙って、縦型の陶器カップをつくりました。信楽でつくってきました。リフィルタイプのカップヌードルがほぼぴったりつくれました。




 リフィルタイプのカップヌードルは通常、通販でないと購入できませんが、たまたま寄ったスーパーで売っているのを見つけたので、いくつか買って帰りました。
 最適なお湯の量を掴むまで、何回か要しました。また、冬は陶器が冷え切っているとお湯が冷めてしまうので、注意が必要かもしれません。
 その後は、他のインスタントラーメンでも使っています。特に棒ラーメンは少量ずつに分けやすいので、一束の半分くらいでつくるとちょうど良いです。 通常のラーメンスープだけでなく、即席みそ汁で、みそ汁ヌードルも作ってみました。

この陶器カップをつくるまでの過程は、次の記事で紹介します。

2017年6月18日日曜日

塩サバのスパゲッティ(器と料理のコラボ)

塩サバを焼いてからほぐし、そこにパンをちぎって加えてサバの油を吸わせることで、身も油も味わえるようにしたレシピです。
(レシピサイトの登録名:クック5WA3FP参照)



2017年6月17日土曜日

器と料理のコラボ:鮭とキャベツのパスタ


先の投稿のお皿を使い、鮭とキャベツのスパゲッティを盛り付けました。


器:信楽でつくったお皿


 信楽で電動ろくろの作陶をした中皿です。直径は18cm。本当はカレー用にもっと大きくしたかったのですが、現状はまだ難しかったです。パスタや焼きそばに使っています。


陶芸体験の電動ろくろでお皿をつくるには
 電動ろくろ体験では、ごはん茶碗や湯呑みを作る方が基本なので、安い基本コースだとつくらせてもらえないかもしれません。最近では希望を言えば対応してくれるお店も多くなってきています。お皿が目的ならば、電動ろくろでつくるのではなくて、たたらづくりという方法を薦められるかもしれませんが、電動ろくろならではの円形と自然な模様が狙いなので、ろくろ成形でのお皿づくりにこだわっていきます。
 お店によっては、直径が18cmよりも大きくなると焼成料が高くなる場合もあります。しかし、それが欲しいときはやむを得ません。カレー皿なら焼き上がりで19cmは欲しいです。18cmではごはんを立体的に盛ってぎりぎりです。見た目ちょっと余裕が欲しいです。

 焼成での収縮を見込んで成形の目標サイズを22cmとすると、最初の土取りの時に、土台の直径を大きくし、12cmにします。成形の最初の両手の親指で真ん中から広げていくバイ挽きという工程では、深さ2.5cmくらいを広げていき、土台の端で高さを5cmまで出します。高さを出した後で、外側に徐々に倒し、広げていきます。根元のところは厚めにしておきます。お皿に挑戦しようというくらいの段階になると、薄くつくることに意識がありますが、無理をすると、外側の重みでくたっと下に反りかえり、ボツになってしまいます。削りをお店の方にお願いすることになるので、よく削ってくれるお店で挑戦するのが良いと思います。
 平らにする加減も同様で、真っ平に近づくほど失敗のリスクが高まります。

 これまでの挑戦では、目標サイズにはやや届かず、できあがりの大きさは18cmまでといったところなので、次回はさらに大きくしたいと思っています。


2017年6月16日金曜日

器とお菓子のコラボ:柿の種


 信楽で、電動ろくろでの作陶をして、小鉢をつくりました。基本の色で焼いてもらっています。おつまみの柿ピーを入れて食べていたら、なかなか止まりません。



陶芸:作陶した茶碗の焼き上がり


 一つ前の投稿写真の真ん中の茶碗の焼き上がりです。透明釉で焼いてもらって、土の色が表れています。自然についた模様が、最初はあまり好みではなかったのですが、使っているうちにこれでもいいように思えてきました。ミニ丼によく使っています。


陶芸:観光地の陶芸場で電動ろくろでの作陶


数年前から、いろいろなところの陶芸場に何回も足を運んでいます。多いところでは、もう5回以上お世話になっています。写真は、びわこ近くの陶芸場で作陶した時の作品です。この後の削り、素焼き、釉薬掛け、本焼成はお店の方でやっていただいています。



色々なところに陶芸体験に行くと、それぞれの陶芸場で、仕上げの特徴や得意な釉薬の色が違うので、それを踏まえて、つくりたいものに合わせて、どこに作陶に行くか、逆にここに来たら何をつくるかを決めています。

2017年6月15日木曜日

陶芸:菊練り

  
 観光地の陶芸場での電動ろくろ体験では、普通はお店の人がろくろの上に粘土を据え付けて、おぜん立てをしてくれています。本格的に陶芸をやろうとする場合は、原材料の粘土から空気を抜くための菊練りという手技もできるようになっておきたいところです。
 最初は全然できませんでした。月1回くらいのペースで練習して、1年ぐらいでなんとかこれぐらいできるようになりました。我流かもしれませんが、コツがつかめたような気がします。



私がつかんだ菊練りのコツ(我流ですが)
菊練りの前に荒練り
・工程としては、菊練りの前に「荒練り」という工程があります。最初に支給される粘土を均質にするために行います。最初、粘土はほぼ直方体なのですが、それを立てて、上から1/3くらい折り畳みながら、前方下へ押しつぶします。押しつぶした先端を掴み上げ、また折りたたんで押しつぶすことを繰り返します。そうすると、横長の円筒状に粘土が伸びてきますが、粘土をまんべんなく回転させながら伸ばすために、円筒状の向こう側をちょっと引っかけ上げて、手前に回して落とすという操作を行います。この「ちょっと引っかけて回して落とすという」操作はこのあとの菊練りにおいても重要なので、その練習のつもりでも行います。私もこれを陶芸教室で教えてもらってよかったと思います。横に長く伸ばした後、畳んで角の丸い直方体状にします。
菊練り:最初の押しつぶし
・荒練りを2回くらい行った後、菊練りにとりかかります。人によって押す利き腕と回転方向が違います。私は左手で押し、反時計回りに回しています。直方体の粘土を台の上で、できるだけ自分の上半身の真下に置き、右手は粘土のてっぺんを軽く掴み、左手は上から1/3くらいのところにのど輪押しのようにあてがって、ひじを伸ばし、上半身の体重をかけて時計の1時の方向に粘土を押しつぶしていきます。自分の体重で粘土が変形していくところを体感してください。
菊練り:2回目以降の押しつぶし
・最初の押しつぶしの後、右手で粘土を起こして立てます。このとき、次に左端を折り畳みやすいように、少し(15から30度くらい)反時計方向に回します。最初に押しつぶされて凹んだ左端を折り畳むように真下に体重をかけて押していきます。確実に折り畳めるところまで真下に押したところで、体重をかける方向をやや前方にずらしてさらに下まで押しつぶします。この折り畳み動作で押した跡がひだになります。少しずつ粘土を回しながら、繰り返していくと菊練り特有のひだ模様ができます。私はリズムよく行うことよりも、確実にまず真下に折り畳み、それから前方へ押しつぶすことを重視して、必要ならばゆっくり行います。右手はうまくいっていればちょっと支える程度の役割ですが、理想の状態からずれそうなときに臨機応変に、粘土の位置を修正したり、縁の形を整えたりすることに使っています。
菊練り:巻き上げ
・菊練りの練りはを何周か行った後、ひだを少しずつ巻いて閉じていき、砲弾状にします。ひだに空気を閉じ込めないようにする必要があります。ちょっと引っかけ上げて回し、落とす動作がここで有効と思います。きめ細かく巻き上げを行っておくと、後のろくろ工程での土殺し作業が非常に楽になります。
 菊練り1回中の練りが50回、巻き上げ後、上下を反対にしてもう1セットが理想の回数とされているらしいです。ただし、粘土中の水分の状態によってはあまりやりすぎると、粘土が乾燥してきて、ひび割れができてしまいます。その場合、私は無理せず、菊練りは少なめで切り上げて、ろくろでの土殺しでカバーするようにしています。




2017年6月14日水曜日

テーマ1:陶芸

   
 最初の基本テーマは陶芸です。
 色々な陶芸体験場に出かけて、電動ろくろでの作陶をさせてもらっています。
 観光地などの陶芸場では、ろくろ成形の工程だけやらせてもらいますが、その後の削り、素焼き、色付け(施釉)、本焼成はお店の人にお任せします。


陶芸のテーマでは先に別のブログをつくっていました。できればPC表示モードで、
見ていただけたらと思います。

陶芸では、手びねりという方法もあり、形の自由度はそちらの方が大きいですが、電動ろくろでは、手作りなのに自然な風合いのものができるので、それにこだわっています。

「一度、ろくろをやってみたい」という話がでたときには、京都の観光地にあるところをまず挙げています。京都なら陶芸がうまくいかなくても、楽しむところが色々あるので、無難だからです。最近は、初心者でも安心して電動ろくろを体験できるようにサポートしますということを売りにしてやっているところがあるので、行きやすくなっています。しかし、いってみたら満員だったという話を何回か聞きました。予約して行くか、空いている午前中に行った方が良いかもしれません。
 但し、既に何回か経験した人にとっては、べったりサポートされすぎて自分でやった感じがあまりしないかもしれません。お店によって、ろくろの条件や、やり方が微妙に違ううので、何回か経験があっても、その感じをつかむまで最初はスムーズに行きません。わりとできるだけに、速くすすんでしまい、感じが分かったころには、コースが終了となってしまいます。その間15分くらいであっという間です。