7月15日に投稿した箸で切る方法のつづきです。スーパーのお惣菜のチキンカツ(胸肉)で試しました。普通は縦長に切られているカツにかぶりつくところですが、衣をはがさないように、縁から少しづつ、箸の先でつまんだり、箸を揃えて上から鋭く押さえて切っていきます。
最後の方に細く残ったところを切り離す方法に追加があります。箸で強引に開くと、完全に切れた瞬間に反動で切れ端が吹っ飛んでしまう危険があります。そこで、最近では、そのリスクが少ない方法にしています。最後の段階では、細く残った部分を箸で上下からはさみ、下の箸の先端はお皿の面に付くようにします。上の箸の先端をわずかにクロスさせるような位置からスライドさせていって、下の箸との間ではさみで切るようにせん断力をかけて切ります。スパっと気持ちよく切れる場合もありますし、完全には切れなかった場合でも、かなり強力にその部分にダメージを与えられるので、そのあと開いて切ることも楽になります。下の箸にかかる力をお皿が受けるので、強い力を集中的に加えることができます。但し、注意点として、強い力を加えるために箸が丈夫でないと、箸の方が折れてしまう可能性があります。もしかするとお皿もデリケートなお皿では傷が付く可能性があるかもしれません。