2017年7月15日土曜日

料理の品を箸で切る方法

 箸では切り分けにくい料理は、かぶりつく方がむしろマナーに適っているようですが、コロッケなどは、どちらか微妙なところだと思います。かぶりつくと結局早食いしてしまうので、食事はあっさり終わってしまいます。そこで、箸で切り分ける方法を検討してみました。まずコロッケの場合は、箸を揃えて、手前の端から徐々に切っていきます。



 箸で料理の品を一口サイズに切る方法について、自分独自の考えとネット上などでの意見を総合して、まとめてみました。


考えられる方法を、正式とされる箸の使い方にかなっている順に示します。
  1. 箸ではさんで切る。端だけをつまむように切る場合もあり。
  2. 箸先を揃えて、斜めに箸を倒し、箸の下側の面を押し当てて切る。
  3. 切りたい部分の端から、1または2を少しずつ行う。
  4. 箸を通常の持ち方のまま、普通に開く時の動作で裂く。
  5. 4からさらに力を入れて開くために支点である親指で上側の箸を押す。このとき下側の箸を支える位置を親指の腹からやや根元側にずらす。
  6. 5よりさらに開く力を大きくし、開く幅を大きくするため、中指を下側の箸に移し、下側の箸を押さえつつ、親指で上側の箸を押し上げる。


 3までは正しい持ち方でできる。4のあまり力を入れずにできる範囲までは問題なさそう。開くのに力を入れ出す辺りから黄色信号。5,6は正しいと言われている箸の使い方から外れるので非常手段。厳しい人から見るとダメらしい。しかし、和食の高級店では正しい持ち方で食べ易いようにして料理が出されているようだが、普通の飲食店では切りにくいものもあるので、できるかぎり逸脱しないようにしながらも、黄色信号や非常手段の方法は必要と思われる。弾力がある具材は、最後に切り離される瞬間に反動でふっとんでしまう危険があり、この失敗をしてしまうとかえって行儀の悪いことになってしまう。このような失敗をさけるために、弾力がある具材では、切り離される直前の最後につながったところを箸でつまんで捕まえながらねじ切る方法が考えられる。

 究極に近い難しさの料理の品に、おでんのこんにゃくがあるので、この切り方を別のサイトで紹介します。
 

 

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