2017年7月29日土曜日

ハイボール用陶器樽型ジョッキ



ウィスキーの樽のイメージでつくった樽型ジョッキです。ハイボールがジョッキで出されるようになった頃につくったものですが、久しぶりに使ってみました。


取っ手をつくるときに、わざと太さの変化をつけました。自分の指の間隔に合わせて作ったので、よく手になじみます。


2017年7月18日火曜日

人参と竹輪と柿ピーの炒め物おつまみ

 レシピサイトの課題が炒め物だったので、それに合わせて、普通炒めないものを入れてみました。一つ一つの具材が、大きさは同じぐらいでも硬さや弾力が違うので、箸でつまむと、それぞれに感触が違います。


人参と竹輪と柿ピーの炒め物
 人参と竹輪を柿の種やピーナツと同じくらいの大きさに切ります。人参、竹輪をごま油で炒め、最後に柿ピーを入れて混ぜます。

箸の練習にちょうど良い
 つくってみて、箸の練習にちょうど良いのではないかと思いました。箸の持ち方は大人になってからでは、なかなか直りませんでした。それまでの持ち方になじんでいたので、正規の持ち方をするとかえって箸先が合わず、無理に合わせようと頑張っても苦痛を感じながらになるので、疲れてきます。スタンダードに合わせようという動機だけでは長続きしません。その点では、箸から伝わる食材の感触を楽しめるようになると、その場でメリットを感じることができるので、おのずと正規の箸の持ち方を試したくなるように思います。以前は、柿の種をそのままの乾いた状態で、箸で掴む練習に使っていました。このメニューでは、表面に油がついていることが、乾いた状態よりも滑りにくくしていて、掴みやすくなっていました。

箸を正しい持ち方で使いたくなるメニュー
 サクサクつまめるようになって、箸の使い方をマスターした効果が感じられる、または食材の特徴が手の感覚で伝わり、口へ運ぶ前にも楽しめるようなメニューを挙げてみます。また、一つ一つの具が他の具とあまり絡まっていなくて、箸が上手く使えさえすれば、その他のストレスがないことも条件です。

 ・筑前煮 ーーーとり肉、れんこん、にんじんなど色々な具が楽しめる
 ・煮豆 ーーーー箸の練習には定番中の定番
 ・サイコロステーキ ーーーー肉なのでワクワク感がある
 ・りゅうきゅう ーーーーー魚のお刺身の角切りをタレに付けた九州の料理

 

2017年7月15日土曜日

料理の品を箸で切る方法

 箸では切り分けにくい料理は、かぶりつく方がむしろマナーに適っているようですが、コロッケなどは、どちらか微妙なところだと思います。かぶりつくと結局早食いしてしまうので、食事はあっさり終わってしまいます。そこで、箸で切り分ける方法を検討してみました。まずコロッケの場合は、箸を揃えて、手前の端から徐々に切っていきます。



 箸で料理の品を一口サイズに切る方法について、自分独自の考えとネット上などでの意見を総合して、まとめてみました。


考えられる方法を、正式とされる箸の使い方にかなっている順に示します。
  1. 箸ではさんで切る。端だけをつまむように切る場合もあり。
  2. 箸先を揃えて、斜めに箸を倒し、箸の下側の面を押し当てて切る。
  3. 切りたい部分の端から、1または2を少しずつ行う。
  4. 箸を通常の持ち方のまま、普通に開く時の動作で裂く。
  5. 4からさらに力を入れて開くために支点である親指で上側の箸を押す。このとき下側の箸を支える位置を親指の腹からやや根元側にずらす。
  6. 5よりさらに開く力を大きくし、開く幅を大きくするため、中指を下側の箸に移し、下側の箸を押さえつつ、親指で上側の箸を押し上げる。


 3までは正しい持ち方でできる。4のあまり力を入れずにできる範囲までは問題なさそう。開くのに力を入れ出す辺りから黄色信号。5,6は正しいと言われている箸の使い方から外れるので非常手段。厳しい人から見るとダメらしい。しかし、和食の高級店では正しい持ち方で食べ易いようにして料理が出されているようだが、普通の飲食店では切りにくいものもあるので、できるかぎり逸脱しないようにしながらも、黄色信号や非常手段の方法は必要と思われる。弾力がある具材は、最後に切り離される瞬間に反動でふっとんでしまう危険があり、この失敗をしてしまうとかえって行儀の悪いことになってしまう。このような失敗をさけるために、弾力がある具材では、切り離される直前の最後につながったところを箸でつまんで捕まえながらねじ切る方法が考えられる。

 究極に近い難しさの料理の品に、おでんのこんにゃくがあるので、この切り方を別のサイトで紹介します。
 

 

2017年7月8日土曜日

海鮮皿盛り寿司

直径18cmの平らに近いお皿ができました。酢飯を平らに広げ、お刺身を並べたお寿司を盛り付けました。お箸で握りずしのように取って、いただきます。

  

PC表示が可能ならば、別ブログに詳細の写真があります。

この海鮮盛り寿司の作り方
・一人分として、パックのごはん180gをレンジで温めます。
・すし酢には、スーパーで売っているあらかじめ調合されたものを使いました。
 (但し。好みで砂糖を追加)
・温めたごはんにすし酢を30ccくらい加えて混ぜ、余分な水分をとばしながら冷まします。
・平たい皿にすし飯を厚さ2cmぐらいに広げて盛ります。上から見て、平行四辺形のような形に盛ります。
・その上に、お刺身を一切れずつ、重ならないように並べていきます。一番左前から食べることになります。

この海鮮皿盛り寿司の食べ方
・お刺身に沿ってすし飯を箸で切り分けて、一口分を取ります。
・握り寿司の場合のようにひっくり返すことはできないので、醬油をつけるために、はミニ小皿から週油を箸の先で誘導することによって、ピンポイントにお刺身の上に付けるという技を習得する必要があります。ぽたぽたと垂らすのとは違います。毛細管現象という液体の特徴を利用します。箸とはつまり2本の棒なので、箸の先端の隙間がペン先の如く醤油をホールドして導くように動かします。小皿からお刺身の上面までは、箸を小皿から離さずに連続的にスライドさせることがコツです。
・醤油を付けることができたら、お好みでわさびも乗せて、箸で取って口まで運びます。

追記
 紹介した醤油のつけ方ができると、回転寿司などで、軍艦巻きにどうやって醤油をつけるかという問題も解決できると思います。垂らしすぎると皿に醤油が落ちて逆にすし飯に醤油をたくさん吸わせてしまうことになるので、十分な練習が必要です。小皿から醤油を垂らした後は、滴をしっかり落とし切ってください。小皿を置いている間にテーブルに醤油の滴が垂れて汚してしまいます。

2017年7月5日水曜日

陶器の大皿で冷やしそうめん

大皿を斜めに立てかけ、上の方にきゅうりを台にして氷を盛っています。氷が溶けた冷たい水が少しづつ流れ落ちて、そうめんを冷やし続けます。そうめんを盛るために、レタスを敷いてあります。(レシピサイトに「斜め皿盛りレタスそうめん」by クック5WA3FP を投稿中です)


この斜め皿盛りそうめんの作り方
・ 大皿の直径は23cmです。写真では後ろに隠れて見えませんが、焼酎カップを逆さに置いて立てかけています。下には18cmの中皿を置くと、大皿を35度の角度に設置することができました。
・雪解け水が流れ落ちるようにしてみたかったので、考えた結果、縦半分に切ったきゅうりを台につかうことにしました。留め方が問題でしたが、つまようじをきゅうりの両端に刺し、輪ゴムを3本連ねたバンドで挟むことでできました。
・その下にそうめんを盛っていくのですが、直接置くとすべり落ちてしまったので、レタスを敷くことにしました。レタスの上にそうめんを盛っていき、氷もいくつか隙間に入れておきます。これで、氷が少しずつ解けて、冷たい水がチョロチョロと流れ落ち、そうめんを冷やし続けるしくみができました。
・最初に盛り付けることができずに余ったそうめんも、食べている途中で空いたスペースにに追加で盛って行き、冷えた順に召し上がってください。
・レタスも最後に召し上がってください。(きゅうりもお好みで)

あとがき
・陶器のお皿の使い方を色々と考えていて、盛り付け方に特徴を出そうと思いました。
・普通、そうめんは氷水につけて盛ることが多いと思いますが、そうめんの成分が水に溶けだしてしまう問題があるらしいので、この方法でどうでしょうか?
・写真中の大皿、中皿、隠れている焼酎カップとつゆ入れは、それぞれお店はちがいますが、いずれも信楽での陶芸体験でつくった作品です。


2017年7月1日土曜日

LED竹取物語

LEDのロウソクを改造して、光る竹を表現しました。




竹の部分
竹の部分は手作りの陶器です。電動ろくろで筒状の形を作った後で、竹の切り株らしく削りました。ろくろで成形すると横に筋が入りがちですが、削り目を縦につけるようにします。その後焼成してもらったのですが、色付けには、織部という緑色の釉薬を使っています。本物の竹よりも濃い緑色に仕上がりました。

LED
中の光るLEDは、電気街で売っていたLEDろうそくを改造し、青、緑、赤と色が変わるLEDを仕込みました。これは改造してつくったものを使っていますが、電気街へ行ってみると、同じように色が変わるアクリルのオブジェも売っていました。

撮影
光るところを撮影することがなかなか難しく、良く光っているところを写すと、陶器の方がぼやけてしまうので、光が暗めの時と、光っている時のそれぞれの写真を載せています。